はじめまして!ウェイブ編集部のCです!
2024年の4月に新卒入社した、社会人2年目の新人編集者です!
(既に編集部には2025年新卒の子たちがいるので、正確にはもう新人ではないですが・・・)
所属は男性向け作品のチームなのですが、最近は青年や少年向けラブコメなんかもやらせてもらっています!!
ちなみに・・・、本人は百合作品が好きです ♪
いつか自分の手でも、百合を作ってみたいな・・・うふふ・・・///><
あぁお客様! まだブラウザバックしないで下さい!!
ここからはなるべく真面目に書くので、見限らないで下さい・・・!!
(めりこみ土下座)
■ え、仕事中にマンガ読んでいいんすか…??
記事のタイトルにもしているこのセリフ、これが配属初日に抱いた、僕の第一印象でした。
仕事柄当たり前とは知りつつも、いざ目の当たりにしたら違和感でしかなかったんですよね…!!

それにただ読んでるだけじゃなくて、なんかメモメモしていたり、作品リンクを作品共有チャットに載っけていたりと
なんか、そこはかとなくオタクっぽい・・・
)
え、業務時間中だよね・・・(笑
■ あ、これも仕事なんですか!?
そう、僕が見た先輩たちの姿。
これこそがマンガ編集者のお仕事───「ひたすらマンガを読み続ける」だったのです!
まぁでも、このままだと誤解しか生まないので、下記でちょっと補足をさせて下さい。
マンガ編集者の仕事は大きく分けて3つに分解できます。
① マンガを作る
⇒ ネームチェック・線画チェック・写植指定 etc…
② マンガを売る
⇒ タイトル作り・広告作り・あらすじ作り etc…
③ マンガを知る
⇒ 市場研究・売れ筋チェック・流行調査 etc…
僕が見たのは、この③の光景だったんですね!
はぇ~~、こんなこともやるんかマンガ編集者って…!!
マンガを読むこと、それ即ち「アイディアの引き出しを増やすこと」と昔の偉い人はいいました。
ウソです、誰もそんなこと言ってないのですが、でもこれは真理だと思います。

常にオリジナリティを目指すのが仕事ではありますが、他作品のオリジナル部分を知らないと、そもそも始まらない・・・。
ましてや仕事の相手は、漫画家!
一緒にヒット作を作り上げるためにも、漫画の知識で負けるわけにはいかない・・・!
■ あ、ただ読むだけじゃダメなんですね!?
でも、ただダラダラと頬杖つきながら読んでいるだけじゃ、マンガ編集者の読書としてはド三流らしいのです・・・。
・テーマは新しいか
・テンポは良いか
・キャラは立っているか
───などなど、自分の企画に持って帰れそうな部分を探したり、市場の流行を掴んだりと
一度の読書で色々な部分を見ていくのです。

ちなみに僕は入社するまであまりマンガをしっかりと読んだことが無く、テキトーに絵本感覚でぺら読みしかしていなかったので・・・
初めてのネーム確認で「何か違う気がするけど、何が違うんだ…?」と頭を抱えてしまい
急いで直近のヒット作を読み直したりしてました・・・><
作家さんを待たせるわ、チェック担当の上司も待っているわ、で当時はすごい焦っていたんですけど、なんだか今思えば成長に必要な「通過儀礼」だった気もしますね。
というのも、この出来事を機に僕の読書生活がガラリと変わりまして、仕事以外で読んでいる時も「あ、この演出いいな」や「これ俺もやってみたいな」など、徐々に「作り手」の目になってきたんです!
一度悔しい体験をしたことで強い目的意識が芽生えて、無意識の内に色々考えるようになったんだと思います!
■ マンガは正解がないから楽しい!!

ここまで読んでみて「私・俺に果たして勤まる仕事なのか・・・」とご不安な気分のアナタ!!
1年働いてみての感想ではありますが、マンガのお仕事は「正解」がないからこそ、楽しいのだと思います…!!
自分や作家さんの個性に応じて、色々な作り方が出来る、これはかなりやりがいのある仕事だと僕は思います。
右も左も分からない新卒でも楽しんで働けるウェイブの漫画編集。
どうかご自分の中に眠る「私・俺だってヒット作を作りたいんじゃ!」の野心を大切に
是非ご応募いただければと思います!!